2019年8月17日(土)

物質の劣化度合いを画像化 東北電子産業が計測装置

2011/2/18付
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電子応用機器製造の東北電子産業(仙台市、山田理恵社長)は金属やプラスチックの劣化度合いを画像化する計測装置を開発した。物質の劣化は酸化が原因で、その際に発する微弱な光を高感度のカメラでとらえる仕組み。劣化防止の研究に役立つと見ており、素材関連企業や大学の研究機関などに売り込む。

あらゆる物質は酸化する際に微弱な光を発する。東北電子産業はホタルの光の1万分の1の明るさも検知できる装置を製造しているが、これまでは光の量を計測するだけで、物質のどの部分から光が出ているか分からなかった。

開発した装置は高性能なCCD(電荷結合素子)カメラを搭載。直径5センチメートルの円に収まる物質について、光の出ている部分に色をつけた画像にすることに成功した。どの部分が劣化しているか分かるため、どのような形状にすれば劣化を抑制できるかという研究に活用できる。

装置は1台1500万円から。既に東北大学に2台納入した。東北電子産業が保有する装置で検査の受託も請け負う。

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