JR東北本線の花巻―北上、17日に再開
東日本巨大地震で寸断された交通網は、被害の大きかった太平洋側でも徐々に回復しつつある。東日本旅客鉄道(JR東日本)はすでに東北本線の盛岡―花巻などが運転再開しているのに続き、17日に同本線の花巻―北上が、20日には北上―一ノ関が再開する。
第三セクター鉄道ではIGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道(青森市)は17日にはいずれも全線で再開する。三陸鉄道が北リアス線の陸中野田(野田村)―久慈(久慈市)で本数を限って運行した。
空路では、いわて花巻空港(岩手県花巻市)で17日、札幌、大阪両便が通常通り運航する。大阪便は臨時で1便増えるほか、羽田便が臨時便として当面運航する。
バスではジェイアールバス東北が仙台―東京のほか、17日から仙台―盛岡の高速バスを運行する。岩手県北自動車が16日、宮古地域の6方面のほか、宮古市と盛岡市と結ぶ「106急行」を3往復、それぞれ運行。弘南バス(青森県弘前市)は17日から青森―盛岡で、18日から弘前―仙台で臨時高速バスを運行する。
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