2019年2月16日(土)

みちのく銀、農業融資を強化 鹿児島銀からシステム導入

2011/6/17付
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みちのく銀行は2013年度をめどに、鹿児島銀行が開発した融資・営業支援システムを導入する。企業への融資状況や商談仲介先の候補といった情報を、現場から本部役員まで共有できる。顧客との関係強化に加えて、融資審査などでの迅速な意思決定を通じ、特に食・農業分野での融資拡大に生かす。

導入するシステムは鹿児島銀が開発した「KeyMan(キーマン)」が原型。他の地方銀行にも参加を呼び掛け、十八銀行(長崎市)や山梨中央銀行との「共同利用型キーマン」に発展した。

みちのく銀はこのほど共同利用型キーマン導入で鹿児島銀側と合意し、近く正式に契約する。行員研修などに2年かけて準備する。

キーマンを使うと、例えば融資先から「販路開拓に協力してほしい」と頼まれた場合、他支店の取引先から買い手候補を素早く探して紹介できる。各種ローンの説明や融資などの決裁もスムーズに進むという。

杉本康雄みちのく銀頭取は「提案力を高めて新規顧客を開拓するとともに、低金利競争に頼らない営業を目指す」と語った。みちのく銀は基幹システムを肥後銀行、山陰合同銀行と共同化する一方、東北・北海道ではATM提携を拡大している。業務効率化や顧客の利便性向上のため、今後も青森県外の地銀と積極的に連携していく方針だ。

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