2019年2月23日(土)

甲府舞台の映画「サウダーヂ」、国際映画祭にノミネート

2011/7/16付
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甲府の街並みを舞台にした自主製作映画「サウダーヂ」が、8月にスイスで開催される「ロカルノ国際映画祭」のコンペティション部門にノミネートされた。15日、サウダーヂの制作委員会スタッフが明らかにした。制作費が1500万円と低予算で、全国公開も決まっていない映画が評価されるのは異例。スタッフらは甲府の知名度向上につなげたいとしている。

サウダーヂはポルトガル語で郷愁の意味。甲府市出身の富田克也監督が甲府を舞台に、空洞化する中心商店街に集まる派遣労働者や外国人労働者らの日常を描いた。ロカルノ国際映画祭のプロデューサーが富田監督の活動に以前から注目していたといい、その縁でノミネートが決まった。

映画祭は8月3日~13日に開かれ、最終日にコンペティション部門のグランプリ(金豹賞)が決定する。同部門に日本映画はサウダーヂと青山真治監督の「東京公園」の2作品が出品される。

サウダーヂは制作費のうち、500万円を甲府市民を中心とした寄付金でまかなった。8月27日、甲府市内の映画館で凱旋(がいせん)上映される。全国から映画ファンが訪れるとみられており、制作委のスタッフは「上映当日は、地方都市の中心市街地の活性化を考えるシンポジウムも企画したい」と話している。

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