2019年1月17日(木)

エチゴビール、自社ブランド商品を強化 ブルボン通じ販売

2010/10/15付
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地ビール製造のエチゴビール(新潟市、行田宏文社長)は、自社ブランド商品の販売を強化する。親会社のブルボンが持つ営業網を生かした販売を始めるほか、全国チェーンのコンビニエンスストアや酒販店を通じた販売も本格化する。1商品あたりの出荷量が多く利益率も高い自社ブランド商品の販売にかじを切り、従来力を入れてきたOEM(相手先ブランドによる生産)商品は今後、絞り込む方針だ。

販売を強化するのは5種類ある自社ブランドの缶商品。3月にエチゴビールの全株を取得した親会社のブルボンを通じた販売を早ければ10月下旬に始める。

ブルボンは現在、エチゴビールの商品を売るため、全国13の営業所で酒の卸売り免許の申請手続きを進めている。また、ブルボンの受発注システムをエチゴビールのシステムと統合する作業を進めている。準備が整い次第、ブルボンが菓子販売で培った全国の販売網を活用して、エチゴビールの商品を小売店などに売り込む。

また、エチゴビールは全国に店舗を持つ中堅のコンビニチェーンと組み、期間限定の販売キャンペーンを展開する。全国の店舗を2地域に分け、2カ月かけてエチゴビールの商品を販売する企画を11月に始める。3月に始めた酒類店チェーン大手「やまや」への供給にも力を入れる方針。

エチゴビールではこれまで、自社ブランド商品は新潟県内と首都圏での販売を主力としてきた。ブルボン、コンビニ、酒販店大手を通じた販路拡大で全国的な知名度を高め、売り上げ増加を目指す。

また、同社は工場の稼働率を上げるため、全国各地の観光地が土産物として販売するビールをOEM供給してきた。パッケージや容器の違いなどを含めると約50種類を生産するが、多品種少量で利益率が低いという課題があった。今後、OEM商品は生産量の少ないものをやめるなど絞り込みを図っていく。

エチゴビールの2010年3月期の売上高は6億円だった。11年3月期は販路拡大で売上高5%増を目指す。

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