2019年2月16日(土)

仙台に多目的アリーナ ゼビオ、最大6000人収容

2010/10/13付
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スポーツ用品販売のゼビオは12日、仙台市に最大6000人の観客を収容する多目的アリーナを2012年5月に開設すると発表した。周囲にはスポーツ用品店やフィットネスクラブも併設する。総面積3万平方メートルに及ぶ一体的な再開発となる。08年のリーマン・ショック後に再開発計画の見送りが相次いだ仙台で、にぎわい創出の起爆剤となるか注目を集めそうだ。

JR仙台駅から南に約4キロメートルに位置する長町駅近くの「あすと長町地区」に開設する。都市再生機構の保有地を三菱UFJリースが20年間の定期借地契約を結び、建物を建設。ゼビオが三菱UFJリースから施設を借り受けて運営する。

プロスポーツの試合を開ける全天候型施設「ゼビオアリーナ」(仮称)は、3階建てで延べ床面積約1万平方メートル。プロバスケットボールのbjリーグ、仙台89ERSが本拠地として利用する。アイスホッケーの試合も可能で、日韓中の7チームが参加するアジアリーグの公式戦も開く。コンサートや国際会議の会場としても対応する。

アリーナの南東にはゼビオのスポーツ用品店を設ける。3階建てで延べ床面積は1万9000平方メートル。1階部分にゼビオのグループ企業が入居。ゼビオでは東北最大の店舗となる。2階部分は仙台が地盤のフィットネスクラブ、グラン・スポール(仙台市)が入る。ゼビオはアリーナとスポーツ関連施設を融合させて、販売促進を狙う。

これとは別にアリーナ南側の隣接地には、佐藤工業が一般向けにテニス、フットサル、バスケットボールができるコートを建設する。平屋建ての2棟からなり、延べ床面積約6000平方メートル。運動場の休憩施設を兼ねた飲食店も設ける。アリーナより早い11年4月の開業を目指している。

定期借地契約の金額や各施設の建設費用は公表していない。仮に3万平方メートルの土地を現在の実勢価格で購入すると50億円程度かかる。今回は定期借地契約だが、各社の投資額を合計すると数十億円になるもようだ。

あすと長町地区は1997年に区画整理事業が始まった。都市再生機構は2008年にも今回の保有地を売却する計画があったが、リーマン・ショックの影響で延期なった経緯がある。長期間にわたって未利用のままになっており、活用策が問題になっていた。市は固定資産税の5年間分に相当する額を補助して、施設運営を支援する。

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