2019年6月27日(木)

シューマート、運動・健康靴の販売強化 中高年層狙う

2010/10/13付
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靴専門店をフランチャイズチェーン(FC)展開するシューマート(長野市、霜田清社長)がランニングやウオーキング用など、機能性の高い靴の販売を強化する。新潟県や群馬県など関東甲信越7県の全35店舗で約30~50種類の靴を新たに投入、専門の売り場を設けた。ランニング人気や健康意識の高まりを背景に、中高年を含めた顧客層の拡大につなげる狙いもある。

長時間歩いても疲れにくい靴やひざの関節への負担を軽減する靴など、特に年配者向けの機能性の高い商品を充実させた。中心価格帯は1足1万円以上で、従来の客単価の2500円程度よりも高い。

同社では、リーマン・ショック後の景気後退で主に若者世代に人気だった靴やブランドスニーカーなどの消費が落ち込んだ。一方で、「50代以上の世代は『アクティブシニア』と呼ばれるように、自身の健康などにお金をかける傾向がある」(霜田社長)という。同社は従来「ターゲットとする顧客層をあまり意識していなかった」(同)が、機能性の高い商品は需要が見込めるとして重点的に投入する。

販売で競合関係にあるスポーツ専門店を意識して、購入のサポート体制も強化した。主要店舗の売り場には足の基礎知識や靴合わせの技能をもつ「シューフィッター」の有資格者を配置するほか、それ以外の店舗でも靴選びのアドバイスができる担当を置く。試し履きをするスペースや足の幅を計測する機器も設け、自分の足に合った靴をゆっくり選べる。

同社のグループ全体の2010年1月期の売り上げは約97億円。今期は健康志向の靴の投入などで「09年1月期の水準(約99億円)にまで持ち直したい」(同)という。健康志向の靴は現在、全体の売り上げの1割程度だが、今後販売数を増やして11年中には約2割に高める考えだ。

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