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JR東日本、京葉線に防風柵を増強 強風での運休減らす

東日本旅客鉄道(JR東日本)千葉支社は11日、京葉線の強風対策として防風柵を増やすと発表した。潮見(東京・江東)―葛西臨海公園(同・江戸川)の上下線、二俣新町(千葉県市川市)―南船橋駅(船橋市)の上り線で総延長は12キロ。2012年秋までに工事を終える。

線路から高さ2メートル程度の位置に鉄と繊維強化プラスチック(FRP)製の柵を設ける。いずれも京葉線の中で風が強い地域という。費用は40億~50億円。今夏から工事を始め、順次使用を始める。

東京湾沿いの高架を走る京葉線の電車は風をまともに受けやすい。強風で09年度は列車が遅延するケースもあり、乗客への影響も大きかった。同社は防風柵ができると、運休の回数は3割程度減ると見ている。

JR東日本は07年、京葉線の6カ所の橋梁(きょうりょう)に防風柵を設置した。JR千葉支社は「07年時の設置で一定の効果はあったが、防風柵を増やすことでダイヤが乱れることは少なくなるはずだ」と話している。

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