2018年10月16日(火)

新潟県阿賀町、森林資源をエネルギーに活用

2012/4/11付
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阿賀町は11日、3月末に完成した木質ペレット生産工場の竣工式を開いた。町内面積の9割超を占める森林資源を活用し、エネルギーの地産地消を進める。担い手が減った森林整備にもつなげる。神田敏郎町長は「循環型の地域社会を実現し、就業の場をつくる中核施設として期待する」と述べた。

木質ペレット生産工場は昨年6月に本体の建築工事を始めた。総事業費は約4億4000万円。ペレットの生産能力は1時間当たり1トン。このほか木質チップを同0.8トン、キノコを育てる菌床に使えるおが粉を同5トン生産できる。延べ床面積は1272平方メートル。

工場の管理や運営は阿賀ウッド(阿賀町)が阿賀町から委託を受ける。町からの運営費補助などはなく、間伐材を利用してペレットを生産、町内の学校や公共施設に販売する。ペレットを燃料とするストーブなど暖房機器も販売する方針だ。

阿賀町は木質ペレットの利用で二酸化炭素(CO2)を削減し、排出枠を企業に販売する仕組み作りも進める。

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