2019年8月18日(日)

塗料や食品、1滴でも粘度を測定 東北電子産業

2010/7/13付
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電子応用機器製造の東北電子産業(仙台市、山田理恵社長)は石巻専修大学の若月昇教授や宮城県産業技術総合センターと共同で、塗料や食品などの粘り気の度合い(粘度)を効果的に測定する装置を開発した。時間経過や温度変化とともに粘度がどう変わったのかデータを継続的に収集したり、1滴程度の微量なサンプルでも測定できる。

開発した粘度計測装置「スマート・レオメーター」はセンサー部に超小型振動子チップを配置。振動子が発する周波と、計測対象の粘性物質が持つ抵抗値の関係から粘度を測る。振周波を発信し続ければ一定時間ごとに時間経過や温度変化に伴うデータの収集が可能。チップ部に触れる量(0.3cc程度)のサンプルで計測できるという。

高分子塗料や接着剤、インク、潤滑油の硬化度合いのほか、ヨーグルトや豆腐などの検査にも向くとみて、メーカーの研究所などに売り込む。センサー部と制御部の2台で構成する基本型(価格は約150万円)と簡易持ち運び型(約20万円)を用意。合わせて年間100台の販売を目指す。

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