産業機械のアルファーデザイン、中国・大連などに現法

2011/2/12付
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産業機械メーカーのアルファーデザイン(東御市、千葉昇社長)は中国市場の本格開拓に乗り出す。3月までに大連市と香港に現地法人を設立し、発光ダイオード(LED)関連器具の製造自動化装置や特殊な電子部品の実装装置の販売を拡大する。現在、同社は上海の事務所を中国向け販売の窓口にしているが、現地法人を立ち上げ、受注や販売体制を強化する。

大連市に設立予定の現地法人は、LED照明器具の組み立てをはじめ、バックライトなど様々なLED関連器具の製造工程を自動化する装置の標準機の設計、販売などを担う。装置の生産は現地企業に委託するが、装置の最終調整は現地法人が手掛ける。本社で研修を積んだ中国人などを本社から3~4人派遣する。

中国では今後、LED関連市場の拡大が見込まれるが、製造工程の自動化は遅れているという。製造装置のオーダーメード供給で成長してきた自社のノウハウを生かせると判断した。

特殊な電子部品を基板に取り付ける実装装置事業では、深センの現地メーカーと組んで、日本から取り寄せた部品を使って標準機のノックダウン生産を始める。6月をメドに中国向けの販売を開始する。現地のニーズを収集、販売につなげるために、深センと地理的に近い香港に現地法人を設立する予定だ。

アルファーデザインは国内の半導体メーカーなどの要望に応じて産業機械をオーダーメードする事業を専門としてきたが、企業の設備投資意欲の低迷を受けて標準機の開発も強化している。海外展開は標準機事業拡大の一環。海外での売上高は現在、全体の約1割にすぎないが、2年後には約5割にまで引き上げる目標だ。同社は2011年6月期で約30億円の売上高を見込んでいる。

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