2019年1月23日(水)

関東学院大が認定こども園、12年春に開設

2011/11/9付
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関東学院大学は2012年4月に幼稚園と保育園の機能を持つ「認定こども園」を開設する。既存の幼稚園を衣替えし、校庭など園舎の一部を地域住民に開放する。大学教員による子育て相談や講習会も催すほか、栄養学の専門教員と連携し給食作り体験など通じた食育も充実させる。少子高齢化で今後、学生の減少が見込まれる。大学の機能をフル活用、地域の子育てに携わる支援拠点として存在感を高める。

同大が運営する「関東学院野庭幼稚園」(横浜市港南区)に保育機能を追加し、認定こども園「関東学院のびのびのば園」を新規開設する。建築面積を300平方メートル増やし、1043平方メートルとする。定員は140人程度。地域住民が利用できる一時保育の枠も準備する。すべての教員に幼稚園教員免許と保育士免許の両方を取得させ、幼保一体教育を推進する。

認定こども園開設に伴い、大学との連携も強める。給食室や子ども用の調理室を新たに設け、食育を充実する。同大の健康栄養学科と組み、子どもたちが米とぎやみそ汁作りなどの給食作りに取り組む。アレルギーのある子どもや、豚が食べられないイスラム教の信仰者向けの食事も工夫する。

食育以外では同大の人間発達学科と連携し、幼児教育の専門教員による子育て相談会や講演会を開く。同園に通う子どもの保護者以外も参加できるようにする。校庭など園舎の一部を近隣住民に開放して、子育てに悩む保護者のネットワークづくりに役立てる。

幼稚園の教員免許や保育士免許の取得を目指す学生の実習の場にもする予定。年間80人の実習生を受け入れるほか、学生アルバイトも募集する。実際に保育の現場体験を通じて学生らに子育てへの理解を深めてもらう狙いだ。

認定こども園制度は06年に始まった。県内の認定こども園は現在28カ所。県内の大学が運営している認定こども園は田園調布学園大学みらいこども園に次ぎ2例目となる。

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