2019年8月21日(水)

白瀧酒造、化粧品事業に本格参入 「上善如水」ブランド

2010/10/8付
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白瀧酒造(新潟県湯沢町、高橋晋太郎社長)は化粧品事業に本格的に参入した。越後湯沢の雪解け水と日本酒を原料にし、同社の「上善如水」ブランドをつけた基礎化粧品6種類を発売した。これまで日本酒になじみの少ない若い女性にも「上善如水」ブランドを浸透させる。

発売したのは「上善如水スキンケア」。化粧品製造の香粧園(大阪市)の協力を得て開発し、生産も委託する。肌の手入れに使う基礎化粧品として洗顔料(120ミリリットル2730円)、化粧水(同3780円)、美容液(30ミリリットル5670円)、保湿ジェル(しっとり40グラム4200円、さっぱり同3990円)をこのほど発売した。2009年秋から販売しているハンドクリームは日本酒の配合量を増やし、リニューアルした。

アミノ酸が豊富な日本酒を原料にした化粧品は保湿力が高いとされる。主原料に天然成分を使っているため、肌に優しいうえ、ほかの化粧品ののりも比較的いいという。原料には酒かすや米ぬかも使うが、日本酒と違って自社製品ではない。

化粧品は新潟県内を中心に市場開拓する。製品の価値を顧客に説明できる売り場に限定して販売し、美容室などにも販路を広げる。上善ブランドを浸透させるとともに利益率を高めるため、通信販売など顧客に直接販売する手法も取り入れる。

11年6月期の化粧品事業の売り上げ目標は3000万円。5年後は1億円を目指す。このうち半分は利益率の高い直販にする考え。

日本酒の上善如水は20年前に女性を中心とした首都圏の若い世代に照準を合わせ発売した。当時20歳代だった40歳代の女性が現在でも中心購買層となっており、次の若い中心購買層を育てようと化粧品でも上善如水ブランドの投入を決めた。高橋社長は「20代にはブランドをまず覚えてもらい、日本酒でも化粧品でも30代に顧客になってもらえれば」と話している。

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