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ベイシア、生鮮食品を強化 「中食」需要取り込む

総合スーパーのベイシア(前橋市、赤石好弘社長)は生鮮食品の販売を強化する。黒毛和牛や本マグロなど高級食材の品ぞろえを強化するほか、青果は地元産など鮮度の高い商品を増やす。競合店よりも価格を安く抑えて外食を手控える消費者の需要を取り込む。食品販売額に占める生鮮品の割合を5割まで引き上げる計画だ。

まず大型店舗に黒毛和牛の専用コーナーを設置した。肉の等級で最高レベルとされる「A5」の商品を新たに扱い始めたほか、松阪牛、宮崎牛などのブランド牛もそろえた。前橋市内の旗艦店ではサーロインステーキ用の国産黒毛和牛100グラムを598円で売り出した。

魚売り場では本マグロなど高級品の品ぞろえを増やし、商品名や値段を目立たせる店頭販促(POP)を活用してアピールする。青果は地元産や産地直送など鮮度の高い商品を増やす。

生鮮食品の価格は競合店に比べて1~5割程度安くする。総菜についてはこれまで298円や398円の商品が中心だったが、トロの入ったすしなど498円の品ぞろえを増やす。

店舗網を生かして大量仕入れをするほか、目玉商品は重点的に値下げして集客の核にする。全国の店舗で売り場の改装を進め、食品販売額に占める生鮮比率を現在の35%から3年後に50%まで引き上げる方針だ。

高級食材を充実させる狙いは中食や自炊需要の取り込みだ。節約志向の長期化で外食を手控える消費者が増えるなか「良い肉を食べるときもステーキハウスに行くのではなく、当社の店舗で和牛ステーキ肉を買って家で食べてもらう」(土屋嘉雄会長)ことを狙う。

同社は関東地方の郊外幹線道路沿いを中心に103店を展開しており、主力の大型店を中心に生鮮食品の品ぞろえを強化して既存店の販売をてこ入れする。

一方、食品に絞った中型スーパー(売り場面積2500平方メートル前後)を市街地で2店展開している。

全店舗数の1割まで中型店を増やす目標を掲げ、生鮮食品の強化で新規出店を後押しする狙いもある。

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