揺れる「原発発祥の地」東海村 村長が反旗
廃炉求める署名17万人超す
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1957年、国内で最初に「原子の火」がともった茨城県東海村。多くの原子力施設が集積し、全国の原発立地自治体のモデルになってきた。しかし東日本大震災後、村上達也村長(69)が「脱原発」を打ち出し、日本原子力発電の東海第2原子力発電所の再稼働中止・廃炉を求める署名が17万人を超えた。「原発発祥の地」で何が起こっているのか――。
■JCO事故から募る不信感
「東海第2原発も危機一髪、あわや福島の二の舞い...
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