山形のタカミヤグループ、あつみ温泉に新ホテル M&Aで取得

2011/12/6付
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蔵王温泉(山形市)を中心にホテルや旅館を展開するタカミヤホテルグループはあつみ温泉(山形県鶴岡市)に「高見屋別邸 久遠」を開業した。経営破綻した老舗旅館をM&A(合併・買収)で取得、内外装とも大幅改修して純和風旅館からモダンなイメージに一新した。系列施設とも連携し、蔵王とあつみ両温泉を周遊する観光プランの提案などにつなげる。

リニューアルしたのは天保年間(1830年代)創業の旧「つたや長兵衛」。負債約13億円を抱えて運営会社の斎長(鶴岡市)が2009年春に自己破産を申請。今年1月にタカミヤグループ傘下の三ツ弥商事(山形市)が経営権を取得、改修工事を進めていた。同グループのホテル・旅館は7館目だが、あつみ温泉では初めて。

6階建てで客室は57室、収容人員は約300人。温泉浴場や客室などの改修に加え、バリアフリー対応の貸し切り用露天風呂などを新設した。宿泊料金(1泊2食付き)は1人1万2000~3万円(税別)前後。年間売り上げ3億5000万円を目指す。

高見屋旅館(山形市、岡崎弥平治社長)を中心とするタカミヤグループは積極的なM&Aで事業を拡大。既存6館のうち蔵王温泉に深山荘高見屋など5館が集中しているが、今後は湯野浜温泉(鶴岡市)の西洋茶寮を含め温泉地をまたぐ連泊プランなどの実現を探る。

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