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宮城など3県、大連で東北観光アピール

【大連=森安健】東京から1時間半。日本の文化と伝統が残る東北に足を運びませんか――。宮城、岩手、福島の3県は3日、中国東北部の大連市(遼寧省)で観光セミナー商談会を開き、東京と東北を組み合わせた観光を提唱した。被災地を訪れた中国人観光客に数次査証(ビザ)を認める制度の利用が伸び悩むなか、五輪開催で勢いがある首都・東京の力を借り、アピールした。

展示ブースを開いたのは秋保温泉の老舗旅館「佐勘」「岩沼屋」、小原温泉の「旅館かつらや」、松島の「ホテル松島大観荘」「活魚の宿こちら丸特漁業部」、鎌先温泉の「湯主一條」、南三陸温泉の「南三陸ホテル観洋」。東京の受け皿を目指す藤田観光も「ホテル椿山荘東京」などを紹介した。

地元の旅行会社、大連瑞得国際旅行社の営業担当者は「日本に2度、3度行ったことがある中国人は、細かく日本文化を味わいたいと思っており、東北は新鮮。東京、京都の定番コースはどの旅行会社も手掛けており、東北を活用したい」と話していた。

会場の大連は昨年、中国の主要都市で唯一反日デモが起きなかった親日的な街。かつての南満州鉄道(満鉄)が鉄道、道路、橋などインフラを整備し、日本統治時代の建物が今も行政機関の執務室として使われている。

大連市観光局の王舒岩副局長は「日本の東北の人はお客さんに親切で、中国東北部の人と性格が似ている。3県から大連にも来てほしい」とあいさつした。

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