東北大学、沿岸被災地に医師派遣 若手の育成狙う

2012/10/2付
保存
共有
印刷
その他

東北大学は1日、東日本大震災の沿岸被災地へ医師を派遣する制度を始めた。震災から1年半が過ぎ、各地からの医療支援は縮小傾向にあるため、医師不足の緩和に取り組む。若手医師の参加を見込んでおり、地域医療や新たな医療分野に強い人材を組織的に育成していく考えだ。

同日始めたのは「ToMMoクリニカル・フェロー制度」。東北大の学内組織「東北メディカル・メガバンク機構」が大学病院、大学院医学系研究科と協力。9人の医師を任命した。

機構などは約15万人分の遺伝子情報を集めてデータベース化し、予防医学などに役立てる構想を持つ。派遣される医師は1年間のうち4カ月間を被災地の医療機関に交代で勤務し、残りの8カ月間は大学で研究などにあたる。フェローは3年後には30人体制を目指し、沿岸部を中心に医療支援を続けていく。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]