2018年2月21日(水)

スマホ画面から3Dアニメ出現 アルベドとSSSが装置開発

2012/3/2付
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 映像用システムの開発ベンチャー、アルベド(千葉県柏市、山内直史社長)は、コンテンツ制作のSSS合同会社(東京・大田、小田恭央最高経営責任者)と組み3次元(3D)アニメーション「動くフィギュア」を開発した。ディスプレーの画像が空中に浮かんでいるように見える装置を利用。装置の中でキャラクターが歌ったり踊ったりする。3月の展示会を機に売り出す考えだ。

タブレット端末を使った3D立体アニメーションを表示する装置を利用

 商品名は「はこあに」。アルベドが開発した装置を使った3Dアニメだ。22~25日に東京ビッグサイトで開かれる「東京国際アニメフェア2012」で展示販売を始める。

 第1弾として、SSSが企画したキャラクター「東北ずん子」を採用する。特殊なフィルムを張った透明なアクリル板でできた装置を販売。自分の持つタブレット端末を乗せて専用のアプリを起動すると、立体的に再現されたキャラクターが動きながら歌っている様子を見ることができる。

 一般的なテレビなどに映す3Dと違い、タブレット端末向けの場合、正面・左右・後ろの4方向から対象物を立体的に見ることができるのが特徴。音声にはボーカロイドと呼ばれる歌声合成ソフトを使った。

 販売価格は現在検討中だが、展示会では米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」に対応する試作版を2万円前後で販売することを想定している。iPad向けに開発したアプリは購入者が持っている端末からインターネット経由で無料でダウンロードできるようにする。

 7月をめどに装置の量産と一般販売を検討中。アニメの専門店などを販路に売り出す計画だ。スマートフォン(高機能携帯電話)向け装置も合わせて販売する予定。

 内容も充実させる。著作者からのライセンスを受け「動くフィギュア」に対応する人気アニメのキャラクターを増やし、アプリとして順次販売する予定だ。

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