2019年8月21日(水)

ニプロ、脳梗塞治療の細胞製剤 18年にも生産

2014/4/28付
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ニプロは28日、札幌医科大(札幌市)が開発した患者本人の骨髄細胞を体外で増殖させる脳梗塞の治療技術を使い、2018年にも細胞製剤の生産を始めると発表した。工場を15~18年にかけて札幌市内に建てる計画で、投資額は10億~20億円規模となる見通し。その後東北と関東、近畿、九州にも生産拠点を設ける方針だ。

同日、札幌市内でニプロが治療薬を国内外で独占的に製造・販売する契約の調印式を開き、出席した佐野嘉彦社長が計画を明らかにした。札医大の臨床研究では静脈に注射した骨髄細胞が傷ついた神経の再生を促す作用を利用し、脳梗塞や脊髄の損傷を修復する効果が確認されている。

実用化に向けて、札医大の神経再生医療科では2013年春から脳梗塞に対する細胞医薬品の医師主導治験で最終の第3相の段階に入っている。治験期間は5年を見込む。脊髄損傷に対しては第2相の医師主導治験を13年12月から始めている。

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