農研機構とホシザキ電機、有効成分を効率抽出する給茶機
農研機構・食品総合研究所とホシザキ電機は、お茶の有効成分を効率よく抽出できる給茶機を開発した。茶の品種と抽出温度などを最適化してリラックス効果と抗アレルギー作用、免疫力を高める効果があるとされる3種類の成分をそれぞれ20~30秒で抽出する。ホシザキ電機が代理店を通じて4月から販売する。
茶葉には花粉症などを軽減するという「メチル化カテキン」、リラックス効果があるとされる「テアニン」、インフルエンザワクチンの効果を高めるといわれる「エピガロカテキン」の有効成分を含む。「べにふうき」など3つの品種からこれらの成分を抽出する。
給茶機は一杯120ミリリットルのお茶を抽出する。3つの品種のお茶をそれぞれ1日に2杯ずつ飲むと各成分が効果を出すのに必要な量を摂取できるという。
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