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ソニー、画像センサー生産能力1割増強 350億円投資

ソニーは23日、半導体子会社傘下の長崎テクノロジーセンター(長崎県諫早市)と熊本テクノロジーセンター(熊本県菊陽町)の画像センサーの月間生産能力を約1割増の約6万8千枚(300ミリメートルウエハー換算)にすると発表した。2015年度までに合計約350億円を投資する。拡大が続くスマートフォン向けの供給力を高める。

増産する「積層型CMOS(相補正金属酸化膜半導体)イメージセンサー」は光を受けるセンサーの裏面に画像処理チップを貼り合わせる構造でチップ面積を抑えながら高画質にできる。米アップルの「iPhone」向けをはじめ、中国の新興メーカーからも引き合いが強まっている。

長崎では半導体チップを重ね合わせる工程に必要な設備を増強。熊本では光を電気信号に変換するフォトダイオードの製造や配線工程などの設備を増やす。ソニーは14年度に半導体で650億円の設備投資を見込んでおり、今回の投資額のうち約90億円が含まれる。

ソニーはルネサスエレクトロニクスから買収した山形県鶴岡市の半導体工場でもCMOSセンサーの量産を15年4月にも始める。中長期ではCMOSセンサーの生産能力を合計で月間約7万5千枚に高める計画を掲げている。

調査会社テクノ・システム・リサーチ(東京・千代田)によると、13年のソニーのCMOSセンサーの世界シェア(金額ベース)は33%で首位。需要増に応じた設備投資で首位を堅持する。

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