オリンパス、ソニーと手術室システム 3病院に納入
オリンパスは17日、同社の内視鏡やソニー製の3D(3次元)モニターを組み合わせ、手術室向けの機器を一括制御するシステムを3カ所の病院に導入したと発表した。システムの企画や提案作成は、オリンパスとソニーが昨年4月に設立した共同出資会社「ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ」が主導した。内視鏡を含む本格的な手術室向けシステムでは、提携後初の具体的な成果となる。
導入したのは手術室の機器や設備を一括管理できるシステム。内視鏡やモニター、室内照明を1つのシステムで操作でき、手術の進行をスムーズにする。佐賀大学病院、埼玉県立がんセンター、富山大学病院の3カ所に導入した。