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豊田通商、マグロ「完全養殖」に参入 近大と連携

クロマグロ養殖の提携拡大について記者会見する豊田通商の加留部淳社長(右から2人目)ら(16日、東京都千代田区)=共同

豊田通商は16日、卵から人工的にふ化させたマグロをヨコワと呼ばれる全長30センチメートル大まで育てる「完全養殖」を始めると発表した。マグロ養殖で実績のある近畿大学と提携し、豊田通商が長崎県の五島列島に設けた養殖場で本格的な育成に乗り出す。2020年3月期に年間30万匹の稚魚を生み出すことを目指す。

豊田通商は10年からマグロの養殖事業に取り組んでいた。現時点では5センチメートル大の稚魚を外部から購入してヨコワに育てて売るだけにとどまっている。養殖の幅を卵の段階まで広げることで仕入れコストなどの事業の無駄を減らす。稚魚が30万匹あれば、年間10万匹の出荷用マグロを確保できる計算。天然マグロの漁獲に国際的な批判が高まるなか、養殖の需要は高まるとみている。

東京都内のホテルで記者会見した豊田通商の加留部淳社長は「社会的に意義のある事業。すぐには収益は出ないが、5~10年かけても絶対に成功させる」と述べた。近畿大のマグロは「近大マグロ」のブランドで知名度が高く、海外での販売や養殖も検討するという。

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