ビックカメラ、店舗近くでクーポン スマホで誘導

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2014/7/16 7:00
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ビックカメラがグループの販売網とインターネットを連携した「オムニチャネル」戦略を加速している。スマートフォン(スマホ)のアプリを使ったクーポン配信など、消費者が店舗を訪れる仕掛けを相次いで開始。来年2月をめどにコジマ、ソフマップとネット通販のシステムや物流も統合する。展開地域や店舗の絶対数が競合他社より少ない弱点をネット部門の拡大で補う狙いがある。

ビックカメラは店舗に近づくと画面をこすって内容が分かる電子クーポンの配信を始めた

ビックカメラは店舗に近づくと画面をこすって内容が分かる電子クーポンの配信を始めた

「さらに3%ポイントアップ!」。スマホの画面に現れたスクラッチ式くじを模した画面をこすると、こんな特典内容が表示された。ビックが公式アプリを通じて、3月末から配信を始めた電子クーポンだ。スマホの位置情報機能を使い、消費者がビックの店舗に近づいてはじめてスクラッチ部分を削れるようにし、そこにクーポンを仕込んだ。消費者はそのまま店に来て買い物に使える。

ビックは2年ほど前から消費者向けの公式アプリを家電量販業界でも先行して始めた。だが当初は店舗への誘導を強く意識したものではなかったという。「ファーストリテイリングの『ユニクロ』など小売り他社の事例を参考にしながら設計し直した」(広告宣伝部)。電子クーポンも公式アプリを大幅刷新したのに合わせて導入した。

さらに今月1日から、スマホで撮影した写真印刷を注文してビックの店舗で受け取れるサービスをアプリに追加した。料金はLサイズで1枚が税込み31円。注文から最速30分程度で受け取れる。

スマホでとった写真を印刷して手元に残す人が若者中心に増えているという。「絹目」や「白フチ」など昔の印刷写真のようなレトロ調にすることもできる。レトロ調の写真は若者や女性に人気といい、アプリ上の注文でも対応できる。

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