LINE、子供のトラブル防止へ出前授業 静岡大と教材開発
無料通話・対話アプリのLINE(東京・渋谷)は14日、インターネット上の子供のトラブル防止を目的とした出前授業を始めた。静岡大学と開発した教材を使い小中学生にネット利用の注意点を教える。対話アプリ「LINE」によるいじめが問題となりモラル教育を支援する責任があると判断した。年内に300カ所で開催する予定。
第1回の授業を千葉県柏市立中原小学校で14日開いた=写真。静岡大教育学部の塩田真吾講師が6年生の約30人に対してネットで対話する際の注意点を教えた。
授業では「すぐに返信がない」「知らないところで自分の話題が出ている」などと書かれたカードを使い、人によって不愉快と感じる行為が違うことを学んでもらった。今後も学校の要請があれば出前授業に応じる。