医療機関の休廃業最多、全国で303件 13年度
帝国データバンクが9日まとめた全国の医療機関の休廃業に関する統計によると、2013年度に休廃業・解散した医療機関は303件と、06年度の調査開始以降で最も多かった。12年度比の増加率は9%。都市部での患者獲得競争の激化や、地方の過疎化による経営悪化が要因とみている。
病院が33.3%増の20件、診療所が7%増の243件、歯科医院が11.1%増の40件だった。
帝国データは「医師の不足や高齢化もあり、医療施設の休廃業は今後も増えるだろう」とみている。