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大連万達集団、米シカゴに89階建てビル

■大連万達集団(中国の商業不動産大手、ワンダ・グループ) 米シカゴに9億ドル(約910億円)を投じ89階建て高層ビルを建設、自社ブランドの「ワンダ・ホテル」などを入居させる。米国での初の大型不動産投資となる。2018年に開業する。

英ロンドン、スペインのマドリードでも自社ホテル建設に着手しており、王健林董事長は「2020年までに世界の主要12~15都市にワンダの五つ星ホテルを開き、国際的な影響力を持つ中国のホテルブランドをつくる」としている。

ビルはシカゴ中心部で今年着工し18年に開業する。延べ床面積は13万1400平方メートル。240室のホテルのほか、分譲マンションと商業施設が入居する。万達にとって米国での初の大型不動産投資となる。

万達は最高級の「ワンダ・レイン」(万達瑞華酒店)、"五つ星超"をうたう「ワンダ・ビスタ」(万達文華酒店)、五つ星の「ワンダ・レアルム」(万達嘉華酒店)の3種類の高級ホテルを展開する。

同社はこれまで、中国全土で展開する複合商業施設「万達広場」内に「コンラッド」「ヒルトン」など外資系のホテルを誘致し、土地の資産価値上昇を目指してきた。隣接する分譲マンションを高く売ることで投資を回収するのが万達のビジネスモデルだった。ただ、外資ホテルチェーンに払う管理委託料は高く、これらホテルを順次、ワンダ・ホテルに切り替え始めた。

世界の主要都市にワンダ・ホテルを開業するのは(1)海外に出かける中国人旅行客を取り込む(2)外国での知名度を上げ、中国を訪問する外国人にワンダ・ホテルを選んでもらう――の2つの狙いがある。(大連=森安健)

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