2017年11月22日(水)

エアアジア、ターミナル移転見合わせ

2014/4/4付
保存
共有
印刷
その他

 ■エアアジア(マレーシアの格安航空会社) クアラルンプール国際空港で近く開業予定の新ターミナルに関し、安全性の問題が解決するまで移転を見合わせる意向を表明した。閉鎖予定の現ターミナルを使用し続けたい考え。

 新ターミナルは格安航空会社(LCC)向けの「KLIA 2」。計画変更や作業員不足で工期が遅れていたが、5月2日に開業の予定。

 建設はすでに完了したが、同時に新設の滑走路に亀裂や欠陥が見つかり、政府はこれに対処するコンサルタントを任命した。一方、政府発表によると「未解決の緊急課題を抱える」現LCCターミナルは5月9日付で閉鎖される予定になっている。

 さらにエアアジアは、空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)がわずか2カ月前に移転を通告したことにも、「非現実的で楽観的すぎる」と不満をあらわにした。

 エアアジアは「他にもMAHBの間で保留中の重要な問題があり、移転前に解決する必要がある」と述べ、かねてMAHBと公に争っていた空港税問題も未解決であることを示唆した。

 エアアジアは「これは国家的な問題」だと訴え、ナジブ・ラザク首相の仲介に期待を寄せている。

 LCCで東南アジア最大手の同社と中長距離路線を担うエアアジアXは、総工費40億リンギ(約1260億円)の新ターミナルの中核テナントになるとみられていた。(クアラルンプール=CK・タン)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報