2019年4月25日(木)

半導体メモリー、DRAMとフラッシュで明暗

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2010/10/7 7:03
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好調な販売が続いている米アップルのiPad(東京都千代田区のヨドバシカメラマルチメディアAkiba)

好調な販売が続いている米アップルのiPad(東京都千代田区のヨドバシカメラマルチメディアAkiba)

半導体メモリー市場で、DRAMNAND型フラッシュメモリーの明暗が分かれている。DRAM価格がパソコン販売の減速を受けて下落を続ける一方で、高機能携帯電話スマートフォン)やタブレット型端末に使うNANDは、市場の急拡大で高値で推移している。今後もDRAMは供給過剰感が高まり、下げ圧力が強まる見通しだ。NANDは新端末の登場が相次ぎ、堅調な値動きが見込まれる。新端末がメモリー業界にもたらしたインパクトは大きく、DRAMメーカーを中心に変化を迫る。

タブレット端末人気でNAND価格安定

「10~11月には不足感が相当に強くなる。契約期間を長期化したいと求める需要家も増えている」。NAND世界2位、東芝の幹部は今後の市場動向について強気の見方を示す。

米アップルの「iPad」を追走しようと、各社が年末から年明けにかけて相次いでタブレット型端末を発売するのが理由のひとつ。米アイサプライは、こうした端末向けのNAND需要が、2010年の4.28億ギガバイトから2014年には88億ギガバイトまで増加すると予測する。

スマートフォンの普及もNAND需要の追い風だ。MM総研(東京・港)は、国内携帯電話販売に占めるスマートフォンの比率が、足元の2割程度から2015年度には全体の半分を上回るとの予測している。こうした旺盛な需要を背景に、NAND価格(32ギガビット、多値品)は高値でみると、年初から1個6~7ドル程度で安定している。

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