輸入食品、円安で卸値上昇 牛肉やサーモン
店頭波及は不透明
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為替の円安・ドル高を受けて、輸入食品の国内卸価格の上昇が目立ってきた。豪州産牛肉やノルウェー産サーモンなど国際的に需給の引き締まっている品目を中心に、輸入商社が卸価格に転嫁し始めた。このまま円安が続けば卸・小売業者のコスト増につながる。ただ消費者の低価格志向も強く、店頭価格に波及するか読みづらい状況だ。
豪州産牛肉はハンバーグのひき肉用具材などに使うカウミート(冷凍)の卸価格が2012年末に比べ1...
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