NY金、5日連続で最高値更新 1300ドルに迫る
米金融緩和観測で

2010/9/22付
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金の国際価格が5営業日連続で過去最高値を更新し、1トロイオンス1300ドルに迫った。ニューヨーク市場の先物価格(中心限月の12月物)は22日には一時1298ドルに上昇。21日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を受けて追加の金融緩和観測が強まったのが買い材料となった。

米連邦準備理事会(FRB)による追加の金融緩和への思惑からドル安が進み、ドルと反対の動きをしやすい金が買われた。仮に追加の国債買い取りなどで資金供給量が増えれば、「代替通貨」としての金市場にマネーが流入する構図が予想される。

低金利の金融政策を平時に戻す「出口戦略」が遠のいていることも、金利が付かない金にはプラスに働いている。

一方、欧州諸国では財政問題に対する不安が残り、引き続き金相場を支える要因となっている。

ギリシャのほかアイルランドやポルトガルでも財政問題がくすぶり、「投資家はユーロから金や円など他の資産への分散を進めている」(ETFセキュリティーズの足立伸・日本代表)という。

マーケット・リスク・アドバイザリー(東京・千代田)の新村直弘社長は「金は資産としての知名度が高まっており、資金を呼び込みやすい。年内はさらに高値を追う可能性がある」と指摘している。

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