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コメの卸在庫、前月比8%増加 12月末、過去5年で最多

農林水産省がまとめた2012年12月末時点の卸会社など販売段階のコメ在庫量は56万トンで、11月末に比べて4万トン(8%)増えた。11年12月末に比べて11万トン(24%)多く、過去5年で最も多い。販売が振るわない高価格帯の銘柄を中心に在庫が増えているもよう。

56万トンの在庫のうち2012年産は41万トン。北海道産ななつぼしなど比較的安い銘柄の出荷は進んでいるが、新潟県産コシヒカリなど高価格帯の銘柄で過剰感が強い。卸会社はここ数年、産地の農業法人や単位農協などと取引を増やし、コメをすぐに引き取るケースが増えたことも在庫増の一因との指摘もある。

在庫は増えたが、卸間の取引価格は高止まりしている。全国農業協同組合連合会(全農)は集荷価格を前年より引き上げており、卸会社向けの相対価格を下げにくいのが響いた。

店頭価格も高い。同省がまとめた12月のコメの小売価格(POS取引加重平均、5キロ換算)は2170円で、前月比25円(1%)上がり、前年同月比では8%高い。

「スーパー向けはセールを増やした例もあり足元でやや回復しているが、外食店向けの出荷低迷が目立つ」(関西の大手卸)という。

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