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鋼材流通・加工の浦安鉄鋼団地、液状化被害で打撃

東日本巨大地震は関東地区の鋼材流通・加工業者にも打撃を与えた。千葉県浦安市の流通加工拠点、浦安鉄鋼団地では道路の液状化や地割れが起き、断水が続く。一部の業者は14日午前から出荷を再開したが、入出庫や加工に影響が出ている。

「道路の陥没が起きないか心配だ」。同団地の関係者は懸念する。普段は鋼材を積んだトラックが行き交うが、週明けには道の両端には土砂の山が所々山積みになっていた。フェンスが斜めに傾いたところもある。

積み上げていた鋼材は崩れ、傷や湾曲で使えない鋼材を取り出す作業が始まった。鋼材の選別、クレーンや加工設備の点検は15日も続いていた。

「ガス溶断など加工作業ができなくなる」と、ある加工業者は不安げに語る。震災発生以後、断水しており、冷却などに使う水の確保が困難になった。

「そちらは出荷できるんですか」。団地内の業者には商社などから問い合わせが相次ぐ。同団地の組合は約200社の被害状況や出荷・加工の可否をまとめ、機能回復に動き始めた。ただ輸送燃料の軽油は首都圏でも不足気味。「出荷先の操業が戻った際に滞りなく入出荷できるのか」(加工業者)。「鉄の街」は不安に包まれている。

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