派遣社員の時給上昇 三大都市圏の3月、IT系けん引

2014/4/16付
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派遣社員の募集時給が上昇している。求人情報大手のリクルートジョブズ(東京・中央)が15日発表した3月の募集時平均時給は、三大都市圏(関東・東海・関西)で前年同月比3.7%高い1529円と10カ月連続で前年同月を上回った。人手の確保を急ぐ大手派遣会社を中心に、時給を引き上げる動きが広がっている。

求人情報サイト運営のエン・ジャパンのまとめでも3月の募集時平均時給(全国)は1497円と4カ月連続で前年同月を上回った。「正社員で経験者を採用できない企業が派遣社員を募集している」(エン・ジャパン)という。

派遣社員が正社員採用を目指して転職活動をするなど派遣離れの動きもあり、大手派遣会社などは必要な人数を集めるため、時給を高めに設定している。消費増税で派遣社員の生活コストが膨らむとして、派遣会社が時給を引き上げる動きもあるという。

上昇幅が大きいのは「IT・技術系」。リクルートジョブズのまとめでは1903円と前年同月比4.2%高い。システム開発の技術者に加え、「ユーザーサポート関連の求人が増えた」(エン・ジャパン)。4月上旬に米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポートが終了。新しい端末やOSを導入した学校や企業から、パソコンの設定作業の注文が増えたという。

求人数の多い事務職でも時給が高止まりしている。

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