2019年2月19日(火)

クロマグロ規制強まる 幼魚の漁獲枠削減へ

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2013/12/3付
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マグロの漁獲規制が強まっている。オーストラリアで2日に始まった資源管理機関「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」の年次会合で、クロマグロの未成魚の漁獲枠削減が決まる見通し。日本の現在の漁獲量は、削減後の国別の漁獲枠を下回っている。当面の供給量に大きな変化はないが、将来の規制強化の地ならしとなり、中長期的には食卓に影響が出る可能性もある。

日本は北太平洋海域で揚がるクロマグロの大半を消費。大西洋では禁止されている未成魚が匹数ベースで漁獲のほぼ全量を占める。成魚の市場価格が1キロ数千円以上なのに対し、「メジマグロ」の名称で流通する未成魚は千円前後。最高級のクロマグロの幼魚としてブランド価値があり割安なため、スーパーや鮮魚店から重宝がられている。

ただ乱獲により、日本近海を含む北太平洋海域で親魚の資源量は過去最低水準まで減少。いわば、安さと引き換えに将来の資源を先食いしている状態だ。

資源枯渇を防ぐため、規制が強化される。WCPFC会合で北太平洋海域の未成魚(3歳以下)の漁獲枠を2014年に02~04年の各国の実績に比べ15%削減することが正式に決まる見通しだ。

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