食品トレー値上がり 2年ぶり6%、樹脂高を転嫁
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スーパーで肉や総菜を載せる食品トレーの卸価格が今秋の出荷分から6%程度値上がりしている。原料である合成樹脂の価格上昇を転嫁した。値上がりは約2年ぶり。昨年来の円安に端を発した樹脂値上げの影響が、家庭の食卓に近づいてきた。一方でトレーなどを包む業務用ラップフィルムは値上げが難航しており、食品包材のなかでも動きが分かれている。
最大手のエフピコや中央化学など食品トレーメーカーと大手小売業者との交渉が...
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