2019年2月19日(火)

上原、反骨心で栄冠 Rソックス6年ぶりV

2013/11/1付
保存
共有
印刷
その他

米大リーグ・レッドソックス(ア・リーグ)の抑え、上原浩治(38)が日本選手初の「胴上げ投手」になった。30日、ボストンでのワールドシリーズ(7回戦制)第6戦では同僚の田沢純一(27)も登板、レッドソックスがカージナルス(ナ・リーグ)を下して4勝2敗とし、6年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を果たした。

6―1で迎えた九回、ファンは分かっていた。我らが守護神、上原が登場し、地元ボストンでは95年ぶりとなる世界一の瞬間を見せてくれるはずと。名前がコールされるまでもなく、総立ちのファンが「コージ」とコールを始めていた。

「リーグ優勝決定シリーズでは吐きそうだったけれど、今日は泣きそうだった」と上原。5点のリードがあったから、「2、3点はいいかな。同点にならなきゃいい」。大胆にストライクをとり、ボール球をちらして決め球はフォークボール。丁寧な配球で左飛、左飛、最後は好打者カーペンターを三振。

ガッツポーズをしながらゆっくり捕手に近づき、飛びついて人さし指を突き上げた。「それくらい頑張ったといえる1年」と上原。いろんなことが頭をよぎり、充実感もあるが、「まだ実感はない。すべて終わった脱力感しかない。とにかく休みたい」と話す。

今季は中継ぎスタート。抑え投手が2人連続して故障、田沢を試したがうまくいかず、6月の最後で上原で落ち着いた。使われ方に悔しい思いをした時期もあったろうが、「原動力は反骨心。打たれていろいろ言われても、今年は切れずに気持ちの切り替えがうまくいった」。

お立ち台には、長男の一真くんと優勝トロフィーと共に登場。「今も夢の中にいるみたい」と上原。大リーグの中でも破格なはしゃぎ方で知られる、レッドソックスのシャンパンファイトに向かっていった。(ボストン=原真子)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報