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統一球変更「隠すつもりなかった」 コミッショナー、辞任否定

日本野球機構(NPB)がプロ野球で使用している統一球を今季から飛びやすい仕様に変更しながら公表せずにいた問題で、NPBの加藤良三コミッショナーは12日、東京都内で記者会見を行い、「事実を隠蔽するつもりは全く無かった。ファンをはじめ、選手や球団、関係各位におわび申し上げたい」と謝罪した。

NPBは、統一球を巡り11日、日本プロ野球選手会との事務折衝で説明を求められ、経緯を明らかにしていた。加藤コミッショナーは報告を受けたのは11日だったと説明。「責任はあるが、不祥事を起こしたとは思っていない。内部の意思疎通、ガバナンスの強化に努めたい」と辞任については否定した。

NPBによると、今回の問題は下田邦夫事務局長と実務担当者の若干名しか知らない情報だったという。下田事務局長は11日の事務折衝後、加藤コミッショナーと相談しながら行ったと説明していたが、記者会見では一転、自らが判断したと弁明。「記憶が混乱していた」と前言を翻した。今回、公表した理由については「選手会に事実でないことを伝えるのは失礼だと思い、公表した」と話した。

統一球は昨季の抜き打ち検査で、反発係数が定められた数値(0.4134~0.4374)の下限を下回っている球が目立った。このため、NPBは12球団に無断で、ゴム芯の低反発素材の割合を少なくして反発係数を上げるようにミズノ社に求めていた。3月のオープン戦時に新旧のボールの入れ替えが完了し、開幕を迎えたという。

NPBはこれまで統一球の仕様について一貫して「変更はない」と主張。ミズノに対しては問い合わせに同様の回答をするように指示していた。

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