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奮戦する石川・松山世代、東京五輪へ膨らむ夢
編集委員 吉良幸雄

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2013/9/11 7:00
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2020年夏季五輪の東京開催が決定した8日、フジサンケイクラシック(山梨・富士桜CC)で松山英樹(21、東北福祉大4年)がプレーオフの末に今季ツアー3勝目(通算4勝目)をマークした。海外ツアー転戦から帰国初戦でいきなり優勝。これまで、五輪にそれほど関心を示さなかった怪物ルーキーが、表彰式で「金メダルを目指して頑張りたい」と7年後の東京五輪での活躍を口にした。五輪の舞台は、優勝してマスターズへの扉を開いた10年アジア・アマチュア選手権の会場、埼玉・霞ケ関CCである。

ピンチにもひるまず今季3勝目

2位に4打差をつけて首位スタートした最終日は思わぬ苦戦を強いられた。前半でVanaH杯KBCオーガスタに続く2週連続優勝のかかった同組のS・J・パク(韓国)の猛追を受け、首位に並ばれた。後半のインでは16番(パー3)で大ダフリ、「池ポチャ」でダブルボギーをたたくなど2打落とし、通算9アンダーで大学の先輩、谷原秀人とパクと3人によるプレーオフにもつれ込んだ。

18番(パー4)を使ったプレーオフ2ホール目で、先に第2打を打ったパクがピンそば1.5メートルにつけた。大歓声がわき、厳しい状況に追い込まれても松山はひるまない。バンカーから195ヤードの第2打を6番アイアンで1メートル弱につけるスーパーショット。パクに重圧をかけ、バーディーパットを外したパクらを退けた。まだ高知・明徳義塾高3年だった09年大会(優勝は石川遼)、マンデー予選で「75」をたたき本戦出場できなかった男が、4年間で長足の進歩を遂げ、プロ初のプレーオフを見事に制した。

獲得賞金、最速で1億5000万円突破

全米オープン(10位)、全英オープン(6位)、全米プロ(19位)の海外メジャー3戦と国内9戦の計12試合で1億5194万円を獲得。1996年の尾崎将司を超える最速で1億5000万円突破し、賞金王へまっしぐら。今週はツアーが空くため大学の後輩の応援へトピーカップ日米大学対抗(福島)に顔を出し、次週のANAオープン(19日開幕、札幌GC輪厚)で2試合連続優勝を狙う。

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