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「俺が速いのはわかっていた」 ボルト、男子100連覇

両手を広げて胸をたたきながら駆け抜けた衝撃のゴールから4年、今度は必死に胸を突き出した。5日、ロンドン五輪の陸上男子100メートル決勝。世界最速の称号は再びウサイン・ボルト(25、ジャマイカ)の元に収まった。「勝つのは当然。俺が速いのは分かっていたさ」。自身の持つ世界記録、9秒58の更新はならなかったが、9秒63は北京五輪の9秒69を上回る五輪新記録だ。

大会前は「ボルト危うし」の声がうるさかった。6月のジャマイカ選考会で後輩のヨハン・ブレークに敗北。昨年8月の世界選手権でフライング失格したトラウマも消えていなかった。「今日もスタートはちょっと心配だった。少し滑った」。それでも50メートル手前でブレークやジャスティン・ガトリン(米国)の前に出ると、そのまま置き去りにした。

北京からの4年間、一番欲してきたのは「ロンドンでも勝って伝説になること」だった。もともとは200メートルや400メートルの選手。4年前にコーチに直訴して100メートルに挑戦を始めたのも、100メートルの王者こそ真の王者と考えるからだ。

「まだお祝いはできない。これは伝説になるためのステップ。すぐに200メートル(決勝9日)もある」と勝負師の顔を取り戻した。短距離2種目連覇なら史上初。まだ仕事が残っている。(ロンドン=山口大介)

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