旧東京中央郵便局跡地に超高層タワー完成 
郵便局会社の収益源に

2012/5/31付
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日本郵政グループなどが建設を進めていた、JR東京駅前の旧東京中央郵便局跡地(東京都千代田区)を活用した高層ビル「JPタワー」が31日、完成した。旧局舎の保存問題をめぐり計画見直しを迫られるなど曲折もあったが、7月には新・東京中央郵便局がオープン予定で、本格開業に向け準備が着々と進む。

地上38階、地下4階建てで高さ約200メートルの高層ビル「JPタワー」。手前は東京駅(30日)=共同

JPタワーは地上38階、地下4階建てで高さ約200メートル。郵便局会社とJR東日本、三菱地所の共同事業で、タワー全体がオープンする2013年春には商業施設や国際会議施設、国際ビジネス・観光情報センターなどが入る予定。新たな観光スポットとして注目を集めそうだ。

一足先に新・東京中央郵便局やゆうちょ銀行本店が今年7月17日に開業。賃貸オフィスの入居も同時期から徐々に始まり、不動産事業収入は郵便局会社の収益源となる。

JPタワーは当初11年度内に完成する予定だったが、09年に当時の鳩山邦夫総務相が局舎の文化財としての価値を理由に、再開発計画を問題視。旧局舎の解体工事を急きょ停止した後、建物外観の保存部分を大きく増やすことで決着した。

今後、日本郵政グループはJPタワーの国の文化財としての登録を目指す。〔共同〕

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