二審も出版差し止め命令 日航機墜落事故扱う門田さん著書

2013/10/1付
保存
共有
印刷
その他

日航ジャンボ機墜落事故を扱った書籍で著作権を侵害されたとして、事故遺族の池田知加恵さんが、作家の門田隆将さんと発行元の集英社に出版差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、知的財産高裁は9月30日、一審・東京地裁判決と同様に著作権侵害を認め、差し止めや書籍の廃棄、慰謝料などの支払いを命じた。

一審は、門田さんの著書の中で池田さんの著書と同一の表現が17カ所あるとした。知財高裁の設楽隆一裁判長は同一表現は14カ所だとして支払額を約58万1千円から約57万7千円に減額した。

池田さんは夫を亡くした体験をまとめた「雪解けの尾根」を出版し、門田さんは、これを参考にしながら本人に取材した著書「風にそよぐ墓標」を出版した。門田さんは「裁判官は小説とノンフィクションの違いを分かっていない」とコメントし、上告する意向を明らかにした。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]