2019年7月19日(金)

東電、福島第1の排水溝で放射線が上昇

2013/8/30付
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東京電力福島第1原子力発電所のタンクから放射性物質を含む汚染水が漏れた問題で、東電は30日、タンク付近から海に向かう排水溝にたまる水の放射性物質の濃度が上昇傾向にあると原子力規制委員会の作業部会に報告した。

土に染み込んだ放射性物質が流れ出ている可能性があり、規制委は東電に対し監視を強化するよう求めた。

濃度の上昇が確認されたのは、漏洩があったタンク群「H4」のわきを通り、海に流れ込む排水溝の合流地点。放射性ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が28日は1リットル当たり210ベクレルだったのが、29日は同490ベクレルに上昇した。

問題のタンクからはすでに汚染水を抜き取っており、過去に周辺の土壌に漏れ出た放射性物質がじわじわと広がっているとみられる。

26日には、タンクから漏れた汚染水が当初考えられていたのとは反対側にも流れ出ていたのが明らかになった。東電は汚染水が流れ出た周辺の土を掘り上げる作業を進めているが、汚染の拡大を食い止められていない。

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