2018年11月15日(木)

埼玉の医師会に排除命令へ 予防接種カルテルで公取委

2014/1/30付
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インフルエンザ予防接種の料金でカルテルを結んでいたとして、公正取引委員会は30日、独占禁止法違反(事業者団体による競争制限)で、埼玉県吉川市と松伏町の医師でつくる吉川松伏医師会(会員76人)に再発防止を求める排除措置命令を出す方針を固めた。同日処分案を医師会に事前通知した。意見を踏まえて正式に処分を出す。

会員の各医師に対する課徴金は算定額がいずれも100万円未満のため、独禁法の規定に基づき納付を求めない。

厚生労働省によると、65歳未満のインフルエンザの予防接種は各医療機関が独自に料金を設定できる。2000~4000円程度と医療機関によって異なるという。

関係者によると、同医師会は数年前からインフルエンザの予防接種料金について「4450円以上」、接種が2回必要な13歳未満は「初回3700円以上」と下限を設定。会員医師に通知し、提示額に沿って料金を決めさせていたという。

公取委が2013年4月に医師会を立ち入り検査していた。インフルエンザの予防接種を巡っては、04年にも三重県四日市市の医師会が価格カルテルを結んでいたとして、公取委の排除勧告を受けた。

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