2019年1月24日(木)

房総沖で未知のM8級地震、400年周期の可能性 産総研

2012/5/30付
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産業技術総合研究所は、千葉県の房総沖で未知のマグニチュード(M)8級の地震が、約400年の周期で起きてきた可能性があることを解明した。全地球測位システム(GPS)の観測データを分析した。房総沖などで起きる「元禄型関東地震」は、今後30年以内の発生確率がほぼ0%とされているが、見直しを迫られるかもしれない。

30日に開かれた地震予知連絡会で発表した。

国土地理院のGPS観測データから、房総沖でプレート(岩板)の動きがプレート間がくっつく「固着」現象のために遅くなる「すべり欠損」の速度を調べた。房総沖では年間3センチメートルと分かった。地震調査委によれば房総沖で地震が起きるのは元禄型関東地震のみで、その周期は平均で2300年とされている。

ただプレート間が地震でずれる大きさを考えると、房総沖だけで約400年の周期で地震が起きてきた可能性が高いことが分かった。この場合、地震の規模はM8程度になる。

房総沖のみで未知の地震が繰り返し起きていたとすれば、千葉県の外房地方などを津波が襲う頻度が上がる。

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