2019年1月20日(日)

古いホテルや旅館、51%で消防法令違反

2013/4/30付
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全国の古いホテルや旅館703棟を対象とした総務省消防庁の調査(1月末時点)で、自動火災報知設備が正しく作動しないなどの消防法令違反が、51%に当たる361棟で見つかったことが30日までに分かった。

前回調査(昨年7月末時点)から18ポイント減ったが、半数以上で改善が進んでおらず、消防庁は「早期是正に取り組む」としている。

調査は昨年5月に広島県福山市で7人が死亡したホテル火災を受けて実施した。

対象は1971年に防火基準が強化される前に新築され、現行法令への適合が確認されていない3階建て以上のホテルや旅館。前回調査の797棟から94棟減っており、費用をかけて法令に対応するよりも、廃業や改築を選んだケースもあるとみられる。

複数に該当する場合を含め、違反内容で最も多かったのは「消防訓練を年2回やっていない」の210棟で、自動火災報知設備に問題があった施設が160棟。ホースの耐圧試験をしていないなど屋内消火栓設備の違反が80棟、スプリンクラー関連の不備が9棟だった。

自動火災報知設備またはスプリンクラーが施設床面積の半分以上をカバーしていない重大違反は、全体の5%に当たる35棟で見つかった。〔共同〕

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