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大阪で発見の化石、海の最強爬虫類の仲間

大阪府泉南市の中生代白亜紀末期(約7千万年前)の地層から見つかった海生爬虫(はちゅう)類「モササウルス類」の顎の化石が、当時海で最強だったとされるプログナソドンに近い種のものであることが30日、分かった。

ロイヤル・ティレル古生物学博物館(カナダ)の小西卓哉研究員と大阪府東大阪市の会社員、宇都宮聡さんらのチームが解明した。チームによると、プログナソドンの近縁種が見つかったのは国内で初めて。

モササウルス類は、陸で繁栄したティラノサウルスと並び、白亜紀に栄えた。この中でプログナソドンは大きさ、凶暴性などから「海のティラノサウルス」とも称される。

化石は顎の一部で、茶色。長さ約15センチ、幅は約8センチ。2010年3月に宇都宮さんが発見し、きしわだ自然資料館(大阪府岸和田市)で展示されている。

生える前の歯が顎の中に残っており、表面が滑らかで直線的という特徴などが海外のプログナソドンの顎の化石と一致した。ただ、今回の部位だけでは種の特定は難しいという。

顎から推定した体長は8メートル以上で、モササウルス類では国内最大級。

プログナソドンの化石は、ニュージーランドやカナダ、モロッコなどの地層で見つかっており、頑丈な顎に太く巨大な歯が密に生え、他の海生爬虫類などを襲って食べていたとみられる。

宇都宮さんは「海の暴れん坊が日本にもいたと分かってうれしい」と話している。成果は日本古生物学会の英文誌に掲載された。〔共同〕

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