2019年1月19日(土)

農薬混入は意図的か マルハ系冷食、群馬県警が捜査

2013/12/31付
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商品回収の張り紙が出されたスーパーの冷凍食品売り場(30日午後、千葉市のイオン幕張店)

商品回収の張り紙が出されたスーパーの冷凍食品売り場(30日午後、千葉市のイオン幕張店)

マルハニチロホールディングスのグループ会社アクリフーズの群馬工場(群馬県大泉町)で製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、群馬県警は30日、何者かが意図的に混入した可能性があるとみて、業務妨害などの疑いで捜査を始めた。

マラチオンは工場で使われておらず、検出濃度も高いことから原料に残留していたとは考えにくいと判断した。

検出濃度の最高はコロッケの1万5千PPMで、残留農薬基準(0.01PPM)の150万倍だったこともアクリフーズへの取材で判明。健康被害の報告はないという。

県警は30日、工場関係者らから商品の製造過程や流通経路について説明を受けた。工場内外で不審な点がなかったかどうか調べを進める。

一方、群馬県は30日、食品衛生法に基づき工場を立ち入り調査した。商品によって検出濃度にばらつきがあることなどから「通常の製造工程で汚染された可能性は低い」(衛生食品課)と結論づけた。

アクリフーズによると、11月以降に消費者から「異臭がする」などの苦情が相次いだ。濃度はコロッケが1万5千PPMと最高で、ピザは2200PPMだった。同社は群馬工場で生産した商品約630万パックの自主回収を始めている。マルハニチロホールディングスは「原因が解明されるまで群馬工場での生産は再開しない」としている。〔共同〕

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