補助金2200万円を不正受給 京都精華大

2012/8/30付
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京都精華大(京都市左京区)は30日、農山村活性化を目的とした農林水産省と近畿農政局からの補助金約2200万円を不正受給していたと発表した。

大学は31日付で事業実施責任者である人文学部の松尾真准教授(62)を懲戒解雇処分にする。詐欺容疑での告発も検討している。補助金は返還した。

大学によると、不正があったのは2008~10年度の二つの事業。松尾准教授が責任者となり、農山村振興を目的としたNPO法人「栄村ネットワーク」(長野県栄村)と、NPO法人「KYOふるさと加佐」(京都府舞鶴市)の2団体に業務委託し、村おこしに関わった。

約4900万円の補助を受け、このうち2200万円が不正に支出されていた。

事業では、農村部への移住推進を目的とした研修や、村民が旅行者に暮らしを紹介するツアーなどを実施したが、人件費や宿泊費などを不正に計上するなどしていた。一部は松尾准教授が理事の「栄村ネットワーク」の債務弁済に充てていたという。

会計検査院の指摘を受け大学が調査した。松尾准教授は取材に「一部に不正はあったが、大半は検査院との見解の違いだ」としている。大学は理事長や学長らを31日付で減給処分とする。〔共同〕

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